SNSIダイビングでライセンスを取得しよう

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日本には数多くのダイビングスクールがありますが、その一つに挙げられるものとしてSNSIダイビングが挙げられます。指導力が高い、トレーニングの品質が高いと評判のダイビング指導団体で、日本に上陸したのは2017年のことです。比較的新しい団体にあたり、日本での知名度はそれほど高くないかもしれませんが、その特徴やメリットなどについてしっかりと把握しておくと良いでしょう。

そもそもSNSIとはどのような指導団体なのかと言うと、イタリアで誕生した団体です。イタリアはダイビング先進国の一つであり、イタリアのスキューバダイビングのパイオニアでもあるウンベルトぺポリと呼ばれる人物が、1994年に創設しました。

元々は水深40M以上のダイビングや洞窟でのダイビングなどのようなテクニカルダイビングの認定機関として知られていたのですが、現在では一般的なダイビングの認定機関として、世界各国で急成長を遂げています。

以下のリンクはテクニカルダイビングのことについて詳しく書いてあります。

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一番の魅力として挙げられることは質の高いトレーニングが受けられることです。安全管理の基礎となると言われているテクニカルダイビングの認定機関でも有名だったということも、質の高いトレーニングが受けられる特徴とも言えるでしょう。

一般的なダイビングライセンスと言われているCカードを取得するための講習においては、プールと海洋でのレッスンが行われ、この際に基本的なスキルの練習を行います。レッスンの基準は国際標準化機構で定められているものですが、より高い安全性を目指し基準よりも高い基準が設定されているのが特徴です。

その他の機関と大きく異なる点は、合計潜水時間です。水中での練習時間は、なんと基準における3倍近くもあるのが特徴です。講習日数が同じであったとしても、水中で練習を行う時間が短ければ、なかなかスキルは身につきません。このようなことから、ダイビングスクールを探す際には、潜水時間の合計を確認することも一つの手段と言えるでしょう。

そしてトレーニング内容の特徴としては、水中に沈めた葉を使い中性浮力の練習を徹底的に行うことです。中性浮力とはどのような事なのかと言うと、水中で浮くこともなく沈むこともなくホバリング、つまり停止している状態のことを指します。これはダイビングにおいて非常に重要なスキルの一つです。中性浮力をうまく使うことができなければ、タンクの空気がすぐになくなってしまい、場合によっては海底のサンゴを壊すなどのことも考えられます。常に中性浮力の状態を意識しトレーニングを重ねることができるので、自然と上手になっていくことでしょう。

頭上が覆われた洞窟(ケーブ)へのダイビングや沈没船の内部へ進入したり、混合ガスや減圧停止を使い、水深40M以上の大深度潜水のダイビングをテクニカルダイビングと言います。

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