PADI(パディ)ダイビングライセンス

PADIダイビングライセンスは、アメリカに本部を置くダイビング教育機関、PADIが発行を行っているものです。1966年の設立から数えて約55年の歴史がありますし、規模でいえばまさに世界最大となります。

ダイビングライセンスの発行は2千万枚以上、ダイブセンターは世界に6千以上、プロメンバーは約14万人といずれも膨大です。世界中で毎年100万人のダイバーがライセンスを取得する為に、PADIダイビングのコースに参加して講習を受けています。

PADIダイビングライセンスの保有者は、ダイバー全体の約6割といわれていますから、いかに世界的でダイビングライセンスの代名詞と言っても過言ではないことが分かります。PADIは教育に力を入れている団体なので、教育プログラムが充実していますし、だからこそ多くのダイバーに選ばれているといえます。

プログラムは潜水だけでなく、生理学や心理学の専門家とも協力しながら行われているので、内容に説得力があって完成度が高いです。この為、PADIのプログラムはダイビング業界における標準ですし、アメリカでは教育プログラムを受けると大学の単位として認められるほどです。

PADIダイビングライセンスはビデオによる映像を含めた教材が豊富なので、マニュアルを見て頭に入れるだけでなく、視覚的にも刺激を受けて学ぶことができます。高品質で信頼性も高く、実績があって世界中で認められているライセンスですから、PADIダイビングライセンスの取得は前向きに検討できると思われます。

日本でダイビングといえば沖縄が有名ですが、伊豆でもライセンスを取得できますし、その他の地域でもこのライセンスを扱っているダイブセンターが存在します。つまり、海のあるところならライセンスを取得できるチャンスがあって、コースを選び受講できることを意味します。当然ながら受講には費用が掛かりますが、プロのライセンス保有者のもとで安全に学習できると考えればむしろ安いです。

器材を持っていない人はレンタルが必要ですが、レンタルが受けられるのも良いところです。一度取得すれば一生もののライセンスになりますから、一生涯にわたってダイビングを趣味にすることも夢ではなくなるでしょう。

もちろん、インストラクターの道もひらけることになるので、仕事としてもダイビングに関われるチャンスが手にできます。ライセンスは知識や技術を証明するものですから、信頼が得られますし自分も自信を持ってダイビングが楽しめるようになります。

ダイビング指導団体(教育機関)の比較・徹底解説