BSAC(ビーエスエーシー)ダイビングの特徴

2.5

BSACダイビングは1953年設立のダイビング教育機関で、今では日本を含めて世界中に支部を展開している、国際的な指導団体です。いわゆるダイビングライセンスのCカードが取得できる団体の1つで、ダイビングをする人なら誰もが知っている有名な名前です。

BSACダイビングライセンスは国際的に認知され、信頼できる指導機関が発行するものですから、安心して指導を受けたり自信を持ってライセンス取得に臨めるようになります。BSACは多くのダイビングインストラクターが所属している団体の1つで、世界の名だたる団体に名を連ねています。

つまり、BSACの名前を出せばダイバーなら一目置きますし、ライセンスの保有者となれば初対面でも信頼してもらえるでしょう。このようにBSACダイビングライセンスは権威があって、それを持つ人は一定の知識や技術を持っていると証明されるわけです。

BSACは元々ダイバーを養成する為に作られた機関ですし、しかも世界で最も古いといわれていますから、歴史があって実績も申し分なしです。イギリスで設立されたこともあって、初代総裁にフィリップ殿下が就任したり、チャールズ皇太子やウィリアム王子も総裁に就任したりと、王室とも関わりが深いです。

そのような教育機関であって指導団体ですから、ダイビングライセンス取得の受講を検討する際に、有力な選択肢として候補に加えることができるでしょう。ちなみに、BSACダイビングの日本支部は、日本国内のダイビング指導団体の大手の1つに数えられます。

国際基準に基づく安全な受講ができますし、世界中で同等の品質のダイビングが楽しめるようになっています。それとBSACダイビングは環境保全にも力を入れているので、ゴミを減らし美しい海とその生き物を守りながら、今後もダイビングが楽しめるように取り組み続けます。

日本でも海辺を清掃したりサンゴ礁の保全に携わっていますから、改めて本当に海を愛していて、守ろうとしている団体だと分かります。半世紀以上にわたりダイビング教育に取り組み、海と関わってきた団体ですから、環境に目を向けて保全しようという考えに至ったのも頷けます。

ダイビングは日常生活とは掛け離れた、非日常が楽しめる魅力的な遊びですが、当然ながら何よりも人命の安全が優先されます。その為、信頼の置ける団体のもとでダイビングに挑戦したり、ライセンス取得の受講を行うことをおすすめします。